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仏教の法要とは?

更新日:2021年9月29日

こんにちは、慈しみの丘動物霊園のブログ担当者です。

本日よりブログを始めさせていただきます。

ブログの内容に関しましては、皆様からご質問にあがったことに答えるようなものや、

葬儀をお手伝いさせていただいたご家族様から許可がいただければ、ペットちゃんをお見送りしたブログを掲載したいと思います。


それでは今回はご質問にあがった法要についてのブログを書いていきたいと思います。


「法要」という言葉は聞いたことはあるけれど、詳しくはわからない

そのような方もたくさんいらっしゃるのではないかと思います。

法要についてご説明をさせていただきます。



法要とは?

簡単に言ってしまうと「法要」とは住職にお経をあげてもらうこといいます。

その法要と後席の食事を含めた行事を「法事」と呼びます。

「法要」という言葉は仏教用語で、仏になった故人を供養するという意味があります。


私たちに聞き覚えがあるのが「初七日」「四十九日」「一周忌」「三回忌」ではないでしょうか?

これらは故人が亡くなられた後に行う重要な法要です。


仏教では法要を行う日が決まっています。

死後(命日を含めて)七日ごとに四十九日まで行う忌日法要(きびほうよう)と、

一周忌、三回忌、七回忌などの年忌法要(ねんきほうよう)です。


仏教では死後七週間はまだ故人がこの世とあの世をさまよっているとされています。

この四十九日間を「中陰(ちゅういん)」と呼んでいます。


死後七日目から七日ごとに七回、閻魔大王様(えんまだいおう)含む「十王」から生前の行いに対して裁きを受け、四十九日目で来世の行き先(極楽浄土か六道輪廻に戻される)が決まるとされています。

残された家族は故人が極楽浄土に行けるように、故人に善を送る(追善)法要を営むのです。


一般的な場合では三十三回忌で長い修行の締めくくりとして、菩薩の道に入り、「ご先祖様=守り神」となるとされていて、三十三回忌をもって「弔い上げ」とし、法事の締めくくりとしていますが、ペットの場合では、七回忌や十三回忌が多いかもしれません。



法要を営む日

忌日法要

初七日

しょなのか

命日含め7日目

二七日

ふたなのか

命日含め14日目

三七日

みなのか

命日含め21日目

四七日

よなのか

命日含め28日目

五七日(三十五日)

いつなのか(さんじゅうごにち)

命日含め35日目

六七日

むなのか

命日含め42日目

七七日(四十九日)

なななのか(しじゅうくにち)

命日含め49日目

百カ日

ひゃっかにち

命日含め100日目


年忌法要


一周忌

命日から満1年目

三回忌

命日から満2年目

七回忌

命日から満6年目

十三回忌

命日から満12年目

十七回忌

命日から満16年目

二十三回忌

命日から満22年目

二十七回忌

命日から満26年目

三十三回忌

命日から満32年目

三十七回忌

命日から満36年目

四十三回忌

命日から満42年目

四十七回忌

命日から満46年目

五十回忌

命日から満49年目

百回忌

命日から満99年目

仏教では百回忌まで続くので表には記載させてもらいました。


このようにすべての法要をあげてみると、とてもたくさんあってそれをすべて行うことはとても難しいことです。

上記しましたが、人の場合で三十三回忌を締めくくりにして弔い上げとしていますが、最近では十七回忌を締めくくりにされる方も増えているようです。


またペットの場合では、七回忌、十三回忌、十七回忌で締めくくりにされる方が多いみたいです。


法要について少しでもご理解いただけたら幸いです。


最後に、忌日法要もたくさんありますが、無理して行う必要まではないと思います。

大切なのは亡くなられた家族に対する気持ちです。

お家の中で構いません、忌日法要の日に手を合わせてペットが極楽浄土に行けるように応援してあげてください。





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